4月中旬、釜川プロムナードを回遊してみました。
「若山牧水」の碑がある御橋付近の景観は、枝垂れ桜が満開でステキでした。
ちなみにサクラには何百種類もありますが、大きく分けて彼岸桜(枝垂れ桜)・染井吉野・山桜・里桜系等から作られた園芸種です。
春に咲く順番は大方この通りですが、彼岸桜(枝垂桜)・染井吉野は早咲きで、葉が出る前、薄ピンクや薄紅色の花を咲かせますからより見事ですよね。
さて、宇都宮市の中心市街地を流れる釜川は、幅5m程度の流域両岸に、1m程の修景を備えた2階建ての1級河川です。
上層部には人工的に修景された河が流れ、下層部には本来の河川が流れています。
この構造は全国的にも珍しいそうです。
散策してみて「他地域や郊外と差別化された中心市街地固有の貴重な資産」であると、改めて実感させられました。
しかし「中心市街地が空洞化、限界集落化している事・中心市街地の魅力が薄れている事」等から、居住する人や訪れる人々が減少し、それに伴い街全体の活力や賑わいが減退して、寂しい限りです。
逆に、釜川プロムナードを活性化させ、関心を寄せる人々を増やしていけば価値が高まり、賑わい溢れる中心市街地が復活できると思います。
「宇都宮ブランド」の確立を目指して行きましょう。
積極的にアイデアを出し合い具体的に行動して、街中の身近な「自然溢れる」釜川プロムナードを盛り立てて行きたいものです。