9月18日
我が家の庭先で ツマグロヒョウモンを観ました。
最近よく見かけるなと思っていましたが、
カメラを持参して、なくなかなか記録に残すことが出来ませんでした。
ツマグロヒョウモンは、もともと南方系のチョウです。
しかし、近年の温暖化(地球温暖化、ヒートアイランド)の影響を受け、勢力を北に伸ばしているといわれています。
また、幼虫がパンジーなどスミレ類を広く食べることから園芸植物にまぎれて広がっています。
北国では冬越しできずに死んでしまうといわれていますが、地球の温暖化がこのチョウの隆盛に一役買っていますね。
また、蝶自身の越冬範囲が広がったのか、食草の一つであるパンジーやビオラなどの園芸スミレが冬にも広く植えられているためとも考えられます。
冬でも暖かい日にはパンジー等を食べるといわれています。
北関東でもどんどん増えて、最も普通に見ることができるタテハチョウ科の蝶になっています。
野原や公園などに広く生息し、栃木県の宇都宮市周辺でも見る機会が多くなりました。
メスは翅の先端が黒く神秘的な模様があります。
オスはヒョウモンチョウに似ています。
スミレ、パンジー、ビオラ愛好家の方へ
この幼虫は確かに皆さんにとって害虫でしょうが、毛(棘)で刺されることはありませんので、それなりに処理してあげてください。
私は結構気に入っている蝶々です。